古代ギリシャのタソス島・ワイン造り見学
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ペリクレスという人が、裁判の参加を良いことだと勧めるために裁判の参加者には2オボルの賃金が払われるよう制定しました。
この2オボルは裁判に参加する間、本来の仕事の損失を補える十分な対価だったようです。
このオボル銀貨は、小さいコインだったために当時のアテナイ市民はよく無くしてしまったそうです。ポケットがついていない服ですもんね。
そのため、アテナイ市民は市場に買い物へ行く際にオボル銀貨を口の中に含んで、支払う時に吐き出すのが一般的だったそうです。
現代だと考えられない。
↑オボル銀貨
ヘリアイア裁判所はアテナイ唯一の裁判所ではないそう。歴史家の人が、この辺りに7つの青銅の投票用紙が入った箱があったことを根拠にここを裁判所と考えたそうです。
↑南の方にあった大きい建物。こちらも裁判所です。
↑柱廊の中から裁判所を映した写真です。柱をよくみるとまっすぐではない。なんだか円錐状ですね。
↑ヘリアイア裁判所にあった像によく似ています。もしかしたら2オボルの報酬を制定したペリクレスさんかも。折角なので記念撮影をする主人公カサンドラさん。
アテナイで裁判がなぜ一般的だったか。
それは不当な行為に対して賠償を要求することができる個人の権利を『良いものだ』と勧める民主制と関連しているそうです。
こんな昔から民主制度が実現していたんだね。
今回はこれで終わりです。ギリシャの歴史を少しでも知れて良かったです。また、見に来てください!( ̄▽ ̄)ノシ有難うございました。
おわり
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オボル銀貨
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