カサンドラさんと行く!アガメムノン神殿
今日は、ギリシャ・アルゴリス北にあるアガメムノン神殿にやって参りました。
ギリシア文明の先駆けとなるミュケーナイ文明。そのミュケーナイ文明の遺物であるのがアガメムノン神殿です。
神殿に着くと、こちらのおじさんがお出迎えして下さりました。名前はヘロドトスさんです。歴史を描写・記録した方だそうです。
ヘロドトスさんの『偉大な文明の遺物を見ていると、過去とは思っているほど遠いものではないと気づかされるよ』というお話が印象的でした。
世界史の教科書に出てくるよ。
そうだったかも。有名人なんだね。
ヘロドトスおじさんを観察していると、しょっちゅう蚊がたかるのでうっとおしそうでした。( ̄▽ ̄)
入口の獅子門
神殿の入口に到着すると、カッコいい門がありました。ミュケーナイを象徴する遺跡の一つだそうです。
遠征に成功して故郷に意気揚々と戻る王を迎える門でもあり、他所からの訪問者に威厳を示すためのものとも考えられています。
↑一本の柱を挟んで立ちあがる2頭の獅子。恐ろしいレリーフ。
そんな恐ろしそうにも見えない。
獅子の頭は貴金属あるいは高品質な石で出来ていました。残念ながら、現代ではもう獅子の頭はなくなってしまったようです。
門をくぐってアガメムノン神殿の内部へ。
壁はまっすぐではなく、凸凹していますね~。それが逆に魅力的に思えます。
円形墳墓
門をくぐった先で竪穴を発見した主人公カサンドラさん。
下をのぞき込むと、かなり深そうです。
ここにはミュケーナイ第一王朝の人々が埋葬されているそうですヨ。
下に降りてみると、入口は石で埋め尽くされて進めなくなっていました。
中がどうなっているのか、とても気になります!
門の模様がとても繊細で素敵ですね~。
↑墳墓の周りには高い壁がありました。この壁があることで女性用の宝飾品、黄金の仮面、上等な仕上げの武器など沢山のお宝が、残っていたそうです。
見つかりにくかったということ?
メガロン宮殿
王との謁見を望んだ当時の旅人は、獅子門をくぐり急な傾斜を登って砦の頂上へ行きました。
勾配がきつく凹凸のある丘に建てられたメガロン宮殿。
凸凹の丘に建ててしまったせいか、紀元前1200年での地震で建物の大部分が倒壊してしまったそうです。
再構築するために歴史家たちは保存状態の良い他の宮殿と比較する必要がありました。
宮殿の大広間は荘厳な区画で、当時とても豪華に飾られていました。
天井や柱にも模様が入っていて凄いなあ。
↑砂に文字を書いて相談している2人組を発見。何を相談してるのか気になります。
屋上に上がるとエーゲ海が一望できました。アルゴリスの平原も。
絶景ですね~!今日は天気が良くて本当に良かったです。
さて、今回はこれで終わりです。
最後まで見て下さりありがとうございました!( ̄▽ ̄)ノシ
おわり