ピタゴラス先生とゼウス神殿に行こう
ギリシア南部・ペロポネソス半島の南西部にメッセニアがあります。その北側にあるゼウス神殿に今回はやって参りました。
現代に残っているゼウス神殿は、アテネのアクロポリスにあるそうなので、次回以降で機会あればそちらにも行ってみようと思います。
アテネにあるの、知りませんでした。
調査不足だね。
今回のゲストは?
アサクリオデッセイのディスカバリーツアーでは主人公を交代することが出来ます。
1枚目の写真がカサンドラさんで、2枚目の写真は今回のゲストです。
ゲストはピタゴラス先生です。
今回はピタゴラス先生にお越しいただきました。ピタゴラス先生は、古代ギリシアを生きた数学者かつ哲学者でもあります。
ピタゴラスイッチ♪と歌いたくなります。
ピタゴラスの定理って有名だよね。
イオニア海をのぞむ
先生が眺めているこちらの海はメッシニアコス湾です。
メッセニアに面したイオニア海の海域。
海といえば、ギリシャでは魚介料理をよく食べるそうですよ。
タラ、イワシ、イカ、タコ。フライにしたり焼いたりして食べるのが一般的だそうです。
私も古代ギリシャで美味しくご飯食べれそう。
レモンも絞ってね。
ゼウス神殿の周りには
青銅像の前で女性2人が立ち話をしています。
2人に混ざってフンフンと話を聞くピタゴラス先生。
神殿のすぐそばには白色の小さな祭壇のようなものを発見。
祭壇の上には牛の置物が捧げられています。
アゴラの市場でもこの置物を見かけました。
裕福な人は青銅像を捧げることがありますが、一般市民は粘土の置物などを捧げものにしていたそうです。
なんでも売っていることで有名なアゴラの市場なので、神殿への捧げものも売っていたのかもしれません。
線香や蝋燭をスーパーで買うような感じだね。
そう考えると今の私達の生活とそんなに変わらないよね。
親近感わくねえ。
↑1枚目の写真を見て下さい。木をまっすぐに切っている人を発見。後ろに切った木がまとめて置かれています。
2枚目の写真を見て下さい。この切られた木は修繕に使われているんだと思います。
↑バルコニーのような所を見つけました。
真ん中の白い彫刻像はきっとゼウスなんだと思います。
流石ゼウス!威厳があるね。
カーペットが敷かれていてくつろぎたくなる。
↑ゼウス像の近くでは火がたかれ、近くには豪華な模様のツボや花びらがさりげなく置かれています。
参拝に来た人へのおもてなしなのでしょうか?
粋なはからいだねえ。
古代ギリシアのツボには色々な種類があるようなのですが、後ろにある丸くて黒いツボは恐らくpelike(ペリケ)です。
液体の容器として使われていたそう。
ゼウス神殿内部
いよいよ神殿内部にお邪魔します。よく見ると天井の裏にも四角い模様が入っていて細かいですね~!
折角なので神殿の前で記念撮影をするピタゴラス先生。
そんな神妙な表情しなくても…。
ゼウス様の前では、神妙にならねば。
神殿の中は細い通路になっていました。天井は高く、柱が左右対称に並べられています。
神殿の内部にはゼウス像がありました。
ゼウスはギリシャ神話における天空の神。オリュンポス十二神の頂点に君臨する最高神です。
全宇宙、気象を操るゼウス神が手に持っているのは雷霆(ケラウノス)だそうです。もの凄い威力を持ったものだそう。
両サイドに天秤のようなものが飾られており、人が拝んでいますが理由は不明。
↑入口から出口までにかけて、壁によくわからない絵がありました。これ、何を表しているんでしょうか?
近くにガイドさんがいればいいのに!
神殿の外装
アサクリオデッセイに出てくるピタゴラス先生は、柱にしがみついてよじ登ることが出来ます。
先生がしがみついているこの柱、アテネで見たものと比べるとまっすぐで細い。
細身で縦溝が多く、渦巻き状の柱頭なので恐らくイオニア様式の柱かなあ。
ライオンとハーピーの装飾も見つけました。
ハーピーとはギリシア神話に出てくる伝説の生き物です。
有翼の乙女とも言われ、ゼウスの手下とされています。
屋根に登ったピタゴラス先生。
後ろの金色の装飾が気になります。模様は、オリーブでしょうか?それとも小麦?
オリーブは『聖なる木』と言われているそうなので、多分オリーブかなあ。
見て下さりありがとうございました
今回はこれで終わりです。アテナイにあるゼウス神殿も是非行ってみたいなあ。
最後まで見て下さりありがとうございました。
また、見に来てください( ̄▽ ̄)ノシ
おわり
引用
ゼウス神殿、ピタゴラス、ゼウス、ハルピュイア
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おわり